増改築をした家はもろい2

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現在では都市型の家はほとんどが総二階になり、一階にリビングや駐車場をもってくることも多い。また、二階に子供部屋とか寝室が集中して、二階の間仕切りが多くなり、壁量が増えているケースもある。
さらに、老夫婦だけで暮らしていたところに、子供夫婦が同居するようになったとき、またその子供が増えたときなどには、増改築が行われることがしばしばある。
ここでも、”お神楽普請”と同様に、増改築による間取りの変更が危険な要因になる。たとえ、”通し柱”が入り、本来の構造は一・二階が一体になっていても、これを安易に増改築するとこわい。というのは、きちんと構造計算をし、安全度を見込んだ上で増改築の設計・施工が行われるとは限らないからである。
今回のケースでも、もとはしっかりした二階屋を、伝統工法だけをたよりに、感覚で増改築したものがかなりある。こういうものは、当然被害もはなはだしかった。
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いわゆる職人芸には美点も多々あるのだが、これだけでは危ない。いまはなんともなくても、地震がくると要注意だし、壊れる確率はきわめて高い。阪神・淡路大震災の半分の応力がかかっても落ちてくる可能性がある。

これまでの都市内居住地移動研究において,ハウジングとの関連から説明を試みたものとしては,欧米において住宅供給との関連からアプローチした研究が数多くみられる(ClarkandSmith;1982)。