増改築をした家はもろい1

FH197_L
今回の地震では私たちの設計した家も被災したが、幸い大きな被害はなかった。しかし、付近の家の損壊はひどく、ショックをうけたのは、一階よりも二階の壁量が多い家が多かったことだ。
一階のリビングが広い家、たとえば三○畳のリビングの家などでは、必然的に一階の間取りよりも、二階の間取りのほうが細分されることになる。これにともなって、二階の壁量はふえる。そして、結果として一階より二階は重くなる。
このために、二階の壁量が多い家が、頭をふられる格好で倒壊し、なかには不幸なことに、人が逃げる道路へ二階が倒れこんだ例もあった。この建物は一階がリビングダイニングで、柱をとって大きな空間にしていた。”お神楽普請”と違って”通し柱”は入っていたが、これが折れてしまった。
反対に、一階を個室群にして、二階をリビングにしたケースではほとんど損傷をうけていなかった。
今度の経験で、生活の仕方、構造について多くのことを学ぶこととなった。
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もともと一階は二階を支えているのだから頑丈でなくてはならないし、二階は軽く、一階のほうが壁量も多いのが本来あるべき姿である。実際、かっての家では、一階が大きくて二階は一部だけというケースがほとんどであった。

ノックス(Knox;1987)が述べるように,都市内の住宅需要,居住地移動,社会生態との相互関係を住宅需要と都市構造の循環的・累積的関係から説
明することが必要とされ,ハウジング研究は需要と供給の両者に関する研究が相互補完的に行われることが要求されているのである。